当船は、東京湾黒鯛研究会が行っている、黒鯛の稚魚放流活動に協賛しています。

『東京湾黒鯛研究会』、略して黒研では、稚魚放流活動のほか、
『釣り大会の実施・ヘチ釣り講習会の開催』などのイベントを行っていますので、
興味のある方はサイトを覗いてみてはいかがでしょうか。

尚、私も昔は黒研の会員でしたが、
仕事の関係で全く参加できなくなり脱会しました。

  
 



 稚魚は、野島防波堤へ渡船を行っている村本海事に、神奈川県・栽培漁業のトラックで運ばれてきます。
 そこの船着場に各地域の堤防へ運ぶ船が集合します。

      ←手前が川崎・こなや丸、奥が横浜・鈴木渡船



 稚魚をバケツリレーで積み込む風景→ 






当船は基本的に川崎堤防付近で、こなや丸より、東京港放流分と五井堤防放流分を貰い受けます。
ちなみに、こなや丸さんの都合が悪い場合は、横浜・鈴木渡船から横浜堤防付近で貰い受けます。


元気な黒鯛の赤ちゃん
移動の際はブクブクと海水交換を繰り返巣事が必要となります。
      






稚魚のサイズは、その年により大きさが変化します。
イメージとしては、全体的に小さめの年もあれば、大きい稚魚が全体の半分以上入っている年もあります。

神奈川県・栽培漁業の話によれば、放流可能なサイズになると餌を活発に食べ、急激に成長するそうです。
なので、栽培漁業としては、放流可能サイズになった段階で早めに引渡したいらしい。
そうしないと、餌代がかさみ利益が減ってしまうから。 アハハ・・・

ちなみに、黒鯛は1匹・¥100円以上します。



 ←この大きさが一般的なサイズとなります。



少々大きめの稚魚サイズ→ 



ある年の稚魚の引渡しでは、黒研側と栽培漁業とで日程が合わず、10月の中旬以降に放流日が決定した事がある。
そうしたら、その年の稚魚はメチャでかかった。

            ←こんなにデカかった!






東京港周辺の放流場所は、昔は中央防波堤周辺でした。
現在は羽田空港の拡張工事で出来た新しい滑走路周辺に放流しています。



   ←写真撮影のため、網に入ってもらいました!



 放流している場所は羽田飛行場→  



  ←放流している場所は羽田飛行場


 放流している場所は中央防波堤周辺→ 







当船は、黒研からの依頼で、東京港周辺への放流と五井堤防周辺への放流を行っています。

下の写真は震災後の赤灯、上に積んであるコンクリートがズレでいるのがご覧頂けると思います。
現在は堤防を修復し綺麗になっています。



 ←奥に見えているのは、五井堤防の赤灯



奥に見えているのは、五井堤防の赤灯→ 






募金箱の設置場所については、黒研のサイトにてご確認ください。
ちなみに、大手釣具店(上州屋・キャスティング)に置く事は出来ませんでした。



 ←黒研募金箱



ポスター→